検討します=?
内見には鍵の貸し出しがつきものでして、現地置きの場合もあれば、事務所での貸し出しもあります。
事務所での貸し出しの場合は、まず電話で確認頂き、鍵の貸し出しをさせて頂いた後、内見後に鍵を戻して頂きます。
返却時に
「どんな感じですか?」
とお聞きすると、
「一晩、検討すると言っています」とおっしゃいます。
「・ ・ ・」
で、
99パーセント、申込は入りません(笑)。
だいたいからして、申込むのでしたら鍵の返却の前に、いの一番に元付に電話連絡あるので、良いか悪いかはすぐわかるのですが(笑)。
ところで、まずはこの電話が大切なんです。重なるときは重なるものでタッチの差で申込が入ってしまったというケースは不動産賃貸の営業さんでしたら一度は経験しているでしょう。信頼されていれば他の物件でも決めて頂けますが、人間関係できていないと、アッサリ逃げられます(苦笑)。
話はそれますが、電話だけで止めて頂ける業者さんと、あくまでも(これが本来のやり方だと思いますが)申込書記入してファックス到着の順番で止める業者さん。中には申込が被った場合同時審査で内容が良い方を一番手とするやり方などいろいろありますね。
昔、勤務していた業者さんで、退職する時に最後に担当させて頂いたお客様がなんと同時審査!。それも同じ店舗の後輩の従業員が同じ物件に申込みをいれるという(*´Д`*)。分譲賃貸で値頃感があっていわゆる決め物(キメブツ)でした。
またその従業員が「本当にそのお客さんは借りる気あるのか」と詰めてくる詰めてくる!(笑)。
申込書作製及びファックス到着のタイミングはこちらの方が早かったのですが、元付さんに言わせるとオーナーさんは同日なので吟味されたいと仰るのです。
日程的に、退職ギリギリで結果が判明、結果は私のお客様を選択頂きました!
やっぱり営業マンですので後輩のお客様には申し訳ありませんが、いくら同時審査と言われても負けたくないですからね〜。最後の最後、最高の結果になって良かったです。後で引き継ぎしてくれた従業員からお客様も喜ばれていたと連絡を受けました。
あのお客様は、今頃どうされているでしょうか?当然物件の住み心地は聞けずに終わりましたので。
そう言えばお子様もいらっしゃったような。もう17年も前の事ですので、だいぶ成長されたでしょうね。
昔話失礼致しました・ ・ ・。