契約はできるかぎり

飲食店の団体客のドタキャンセルが話題になりましたが、不動産業界でもキャンセル問題は昔からありまして。

 

オーナー、管理会社が最も恐れていることのうちの一つが申し込みキャンセルです(大げさかな)。飲食店さんと同様、ドタキャンでもペナルティとして一切金員の請求はできないので大変です。

 

 

少し大げさですが、翌日のキャンセルでしたらそれほどダメージがないですが、契約日まで決めたあとにキャンセルですと少なくともその時点で数日経過してかなりダメージが大きいです。お客さんは、一番手さんがついていますとほかの物件を探しにいってしまいますので。

 

昭和の時代は、申込日=賃料発生日という考え方で、いまだにそのことをおっしゃる古参オーナーもいらっしゃいますが・・・。

 

とにかくキャンセル防止の方法(万能策はありません)として

・審査の返答を遅くても2日以内にする。(できれば翌日)

・申込みから本契約まで日にちをあけない。(できれば一週間以内)

・要望(賃料交渉、設備改善)にたいしてYES,NOを早くする。

・署名、捺印が遅くなる場合契約金は事前入金していただく。

 

 

最近、飲食店のキャンセル者データベースなんてものができたらしいですが、不動産業界ではそういったものはないです(笑)。